チェックアップシリーズ


 チェックアップシリーズにはハミガキ剤(図中の上段、Form及びSoft paste)とフッ素ジェル(下段)があります。
 年齢とむし歯リスク(caries risk)に合わせて商品をお選びください

 むし歯リスクの低い方ではハミガキ剤のみの利用、中程度の方はジェルのみの使用、やや高めの方はハミガキ剤とジェルの併用など、組み合わせによってよりお口の状況に合わせたきめ細かいむし歯予防が可能です。
【チェックアップジェルの特徴と選び方】

 フッ素ジェルであるチェックアップジェルは、3つのライフステージに合わせて 有効成分の配合を変えています。
 お味が違うだけではありませんので、年齢をご参考になさってお選びください。


(当院ではレモンティー味の取り扱いはありません)
【チェックアップジェルの有効成分(写真は旧パッケージ)
 「チェックアップジェル バナナ」では、配合されたフッ化ナトリウム(NaF)濃度は500ppmFに設定されています。

 これは、WHO、CDC、BDA(英国歯科医師会)などが積極的なフッ素プログラムを実施している地域で「歯のフッ素症」リスク低減のために6歳未満に低濃度(約500ppmF)のフッ化物配合歯剤磨の使用を推奨していることに基づいています。

 前歯の「歯のフッ素症」リスクがなくなる6歳以上では、より石灰化促進効果の高い950ppmFのフッ化物配合ジェルを使用して問題ないとされています。

 なお、フッ化物配合のジェルやハミガキ剤は、うがいや唾の吐き出しができるようになってからお使いください。それ以前にむし歯リスクが非常に高くてフッ化物を利用したい場合は、ジェルを塗ったあとにティッシュ等で歯面からふき取るなど、お子さんができるだけ飲み込まないようにご注意ください
 「チェックアップジェル レモンティー、ピーチ、グレープ」は、6歳以上のお子さまから成人まで、幅広くお使いいただけるフッ素ジェルです。

 どなたにも使いやすいお味で、特に保護者の目が届きにくくなる小学校高学年から中高校生の方にお勧めです。
 清涼飲料水を頻繁に飲む、食生活のリズムが乱れがちといった児童・学生の皆さまには、ぜひお使いいただき歯の質を強化していただきたいと考えます。
 (当院ではレモンティー味の取り扱いはありません)
 「チェックアップジェル ミント」には、むし歯予防のためのフッ化物とともに、成人以降の歯周病リスクが高まる年齢に合わせて抗菌作用のある塩化セチルピリジニウム(CPC)が配合されています。

 歯周病が進んで歯根が露出すると知覚過敏がおきやすくなり、歯根面のむし歯も急増します。歯根が露出している方、特にくさび状にえぐれた方は、このジェルで知覚過敏とむし歯、歯周病の進行を予防していただきたいと考えます。


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